元高校球児たちが再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」を題材に描いた重松清の小説「アゲイン」を、中井貴一主演で映画化。46歳の晴彦のもとに、高校時代にともに甲子園を目指したチームメイトの娘?美枝が訪ねてくる。美枝は東日本大震災で亡くなった父の遺品から、出さずにしまいこんであった27年分の年賀状の束を見つけ、その宛先である晴彦に会いに来たのだった。美枝がボランティアとして働いている「マスターズ甲子園」に誘われた晴彦は、気乗りしないままかつての野球部員たちと再会を果たすが……。亡くなったチームメイトの娘?美枝役に、「潔く柔く」の波瑠。「風が強く吹いている」の大森寿美男が監督?脚本を手がけた。