現代は親、子、孫、三世代に渡り戦争を知らない時代です。
そして、一方で戦後70年ということは当時、20歳だった青年たちが90歳。
戦争を目の当たりにした人々はまもなくこの日本からいなくなってしまいます。
戦争はドラマチックなものでも数奇な不幸に見舞われた少数の人々のお話でもなく、ごく普通の我々のひいおじいちゃんやひいおばあちゃんが体験した、ごくありふれてた、それでいてとてつもなく悲しい出来事です。
ですがその事実を語り継ぐ人々がいなくなってしまうのは、もはやそう遠い未来の話ではありません。